ジャズ初めの一歩
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ジャズ・スタンダードナンバー(2) −降っても晴れても(Come Rain or Come Shine)−
みなさんこんばんは。

今日はジャズ・スタンダードナンバーの第2弾をお送りいたします。

多くの聴衆やアーティストに愛されて、歌い継がれ、演奏され続ける曲を「スタンダード・ナンバー」ということは先にもご紹介しましたし、みなさんもご承知のことと思いますが、この言葉の由来をご存知でしょうか?

この単語は、もともとニューヨークのマンハッタン28番通りの一角にある「ティン・パン・アレイ(Tin Pan Alley)」という有名な音楽出版街で使われていたもので、一年を通じて、さらには長い年月にわたって平均して(Standard)良好な売れ行きを示す曲を指す言葉でした。

つまり、現在使われている意味と基本的には同じということになります。

なお、スタンダードの同義語として「常緑樹」を意味する「エバー・グリーン(Ever Green)」という言葉もあります。

こちらの方が詩的でよいと思うのですが、現在ではあまり聞きませんね。

また、ジャズとは関係ありませんが、細野晴臣、鈴木茂、松任谷正隆、林立夫の4人が結成した日本の伝説的音楽ユニットの名称も上の地名からとられたものです。

前置きが長くなりましたので、この辺で曲の紹介に移りましょう。

今日ご紹介するスタンダード・ナンバーは "Come Rain or Come Shine"。

邦題は「降っても晴れても」と特に凝ったものではありませんが、語感もよくなかなかの名訳ではないかと思います。

原曲は1946年に封切られた黒人ミュージカル「セントルイスの女」でルビー・ヒルとハロルド・ニコラスが歌ったもので、「降っても晴れても、お金のある時もない時も、私は誰よりも強くあなたを愛します」という内容の熱烈なラブソングです。

曲はハロルド・アーレンが作り、作詞はジョニー・マーサーによって行われました。

では、今回も3人のアーティストによる "Come Rain or Come Shine" を聴き比べていただきましょう。

サラ・ボーン(Sarah Vaughan)のボーカル、続いてオスカー・ピーターソン(Oscar Peterson)マッコイ・タイナー(McCoy Tyner)という二人のピアニストの演奏でどうぞ。


※上の各曲はそれぞれ次のCDに収録されています。
(CD名をクリックするとAmazon.co.jpさんのCD情報/購入ページが開きます)

サラ・ボーン『ラブ・ソングズ』CDの画像サラ・ボーン 『ラブ・ソングズ(Love Songs)』

オスカー・ピーターソン『プレイズ・ハロルド・アーレン・ソングブック』CDの画像オスカー・ピーターソン
『プレイズ・ハロルド・アーレン・ソングブック(Oscar Peterson Plays the Harold Arlen Songbook)』


マッコイ・タイナー『イルミネーションズ』CDの画像マッコイ・タイナー 『イルミネーションズ(Illuminations)』
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