ジャズ初めの一歩
「ジャズを聴いてみたいけれど、何から始めればいいか分からない」といった人たちに、ジャズの特徴や代表的アーティスト、名曲・名盤などの情報を提供するブログです。ご一緒にジャズを楽しみませんか?
ジャズ初めの一歩Top | RSS | Admin
ジャズの魅力(1) −間(ま)−
ご機嫌いかがですか。

おかげさまで、本サイトへのご訪問者が5,000名を超えました。

今後とも内容の充実に努めますので、これからもよろしくご贔屓にお願い致します。
----------------------------------------------------------------------------

さて、今回はまた少し趣向を変え、「ジャズの魅力」を新しいテーマとして取り上げたいと思います。

その第一弾は「間(ま)」です。

「休止符の中に音楽がある」とは、名チェリスト ロストロポービッチの言葉だったでしょうか。
これを聞いたとき、私はなんという名言だろうと思ったものでした。

音楽とはさまざまな音の組み合わせで成り立つ訳ですが、絶えず鳴り続ける音は決して音楽とは呼べません。音と音との間に適当な静寂(休止符)があってこそ、それぞれの音が生き、はじめて音楽になります。

もう一つ、音楽はきっちりとした一定のリズムをとることが基本ですが、あまりにも機械的なリズムで演奏された曲は単調で味気ないものとなることがあります。これは、例えばショパンの曲をメトロノームに合わせて演奏した場合を想像していただけばお分かりでしょう。

そこで、意識的にリズムに変化をもたせたり、それをずらしたりすることが技法として必要になります。これも音楽における「間」の一つです。

このような「間」はジャンルを問わず音楽の共通要素ですが、その重要性の度合いはジャンルにより差があるように思います。

そして、ジャズ(およびクラシック)は、「間」が極めて重要な要素である音楽ジャンルといってよいでしょう。

ジャズにおける具体的な間のとり方などについて、これ以上言葉でつらつらと述べ立てても退屈だと思いますので、説明はこれぐらいで切り上げ、実際に曲を聴いて頂くことにします。

本日ご紹介するのはいずれも間取りの上手さに定評がある三人、ビル・エバンス、セロニアス・モンク、およびマイルス・デイビスです。

各アーティストの特徴がはっきりするよう、珠玉のバラードを集めましたので、どうぞご堪能ください。
では、三曲まとめてお送りします、

ビル・エバンス 「ヤング・アンド・フーリッシュ(Young & Foolish)」
セロニアス・モンク 「ルビー・マイ・ディア(Ruby, My Dear)」
マイルス・デイビス 「イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド(It Never Entered My Mind)」


※上の各曲はそれぞれ次のCDに収録されています。
(CD名をクリックするとAmazon.co.jpさんのCD情報ページが開きます)

ビル・エヴァンス『エブリバディ・ディグス・ビル・エヴァンス』CDの画像ビル・エヴァンス
『エブリバディ・ディグス・ビル・エヴァンス(Everybody Digs Bill Evans)』


セロニアス・モンク『ジーニアス・オブ・モダン・ミュージック Vol.1』CDの画像セロニアス・モンク
『ジーニアス・オブ・モダン・ミュージック Vol.1(Genius of Modern Music, Vol.1)』


マイルス・デイビス『ワーキン(Workin')』CDの画像マイルス・デイビス 『ワーキン(Workin')』