ジャズ初めの一歩
「ジャズを聴いてみたいけれど、何から始めればいいか分からない」といった人たちに、ジャズの特徴や代表的アーティスト、名曲・名盤などの情報を提供するブログです。ご一緒にジャズを楽しみませんか?
ジャズ初めの一歩Top | RSS | Admin
カルテット −オーソドックス・スタイル−
こんばんは。銀猫です。

二つのジャズ関連サイト「超簡単ジャズ入門」さん・「BLUE JAZZ」さんへのリンクを登録しました。
どちらも初心者向けの情報が分かり易く豊富に紹介されているので、是非訪問してみてください。
(本blogも引き続きご愛顧願います(笑))

さて、今日のテーマはカルテット(Quartet)、すなわち四重奏です。

先ずは一曲、テナー・サックス(サキソフォン)の巨人ジョン・コルトレーンの吹くバラード「スロー・ダンス(SLOW DANCE)」をお聴きください。

カルテットはジャズにおいてもっとも代表的な楽器編成で、ドラムス・ベース・ピアノからなるリズム・セクション(rhythm section)に多くの場合管楽器が一つ加わった形をとります。

管楽器としては上の曲で用いられているテナー・サックスの他、これより音域が高いアルト・サックスやトランペットなどがポピュラーなものです。

これらがメロディーを奏でることにより曲の色彩感が広がり、またピアノがリズムという音楽の土台をサポートする役に回ることで曲全体の構造が一層強固になるという特徴があります。

では、この辺りのことを実際に曲を聴いてお確かめください。

キャノンボール・アダレイのアルト・サックスがリードする「フウ・ケアーズ(WHO CARES?)」です。

最後にもう一曲、トランペッター ブルー・ミッチェルの「アイル・クローズ・マイ・アイズ(I'LL CLOSE MY EYES)」をどうぞ。ポップス・フィーリングを持った演奏なので多くの人に違和感なく聴いて頂けるのではないでしょうか?

今日はこの辺で。
またお会いしましょう。

※今回ご紹介した曲は以下のCDに収録されています。
(CD名をクリックするとAmazon.co.jpさんのCD情報ページが開きます)

ジョン・コルトレーン『トレーニング・イン』CDの画像ジョン・コルトレーン 『トレーニング・イン(Traneing in)』

キャノンボール・アダレイ『ノウ・ホワット・アイ・ミーン』CDの画像キャノンボール・アダレイ 『ノウ・ホワット・アイ・ミーン(Know What I Mean)』

ブルー・ミッチェル『ブルース・ムーズ』CDの画像ブルー・ミッチェル 『ブルース・ムーズ(Blue's Moods)』
# | 2005/06/25 23:36 | 楽器編成 | Comment (0) Trackback (0) |
トリオ −ジャズの基本形−
一週間のご無沙汰です。

平日は会社勤めをしており、毎日かなり忙しいため、なかなか記事を書くことができませんが、少しづつでも続けていきたいと思います。

どうぞ気長にお付き合いください。

さて、これから何回かにわたって、Jazz演奏における代表的な楽器編成についてご紹介しましょう。

今回はその一回目「トリオ(Trio)」です。

Trioとは三重奏、すなわち3つの楽器による演奏形態のことであり、クラシック音楽の世界では、曲の種類について、その演奏の中心となる楽器を冠して「ピアノ・トリオ」、「フルート・トリオ」などと言いますが、Jazzではこのような呼び方をすることはあまりありません。これは追ってご説明する四重奏や五重奏についても同様です。

この事実の正確な理由を私は知りませんが、Jazzでは各楽器が対等の立場で演奏に加わるものという考えが影響しているのではないかと思います。

その代わり、演奏者(グループ)に関し、リーダーとなっているアーティストの名前を付して「ビル・エバンス・トリオ」、「ソニー・ロリンズ・カルテット」などという呼び方をするのがジャズの特徴です。

今回のテーマである「Trio」はJazzにおける最も基本的な楽器編成であり、ピアノ(piano)・ベース(bass)・ドラムス(drums)がその代表的な構成です。

各楽器は、drumsがリズム(rhyhtm)を刻み、pianoがメロディー(melody)を歌い、bassは両者を有機的に結びつけるといった役割を主に担いますが、先に書いたようにJazzではbassやdrumsも交代で演奏の主役となる場面もごく普通に現れます。

さて、説明が長くなってしまいましたが、Trioの名曲をお聴き頂きましょう。

一曲目はボビー・ティモンズの「モーニン(Moanin)」。現在、テレビのバラエティー番組で使われているので聞いたことのある方も多いと思います。 ※若干ノイズがあります。

二曲目は前回に続いてビル・エバンスです。bass奏者が異なるので雰囲気も大分違うことがお分かり頂けるでしょうか?
曲は「星への階(きざはし)」。

最後は異色のピアニスト、セロニアス・モンクの「ブルー・モンク」で不思議な感覚を味わってください。

以上の3曲は、それぞれ次のアルバムに収録されています。
(CD名をクリックするとAmazon.co.jpさんのCD情報ページが開きます)

ボビー・ティモンズ『ジス・ヒア』CDの画像ボビー・ティモンズ 『ジス・ヒア(This Here)』

ビル・エバンス『ムーンビームス』CDの画像ビル・エバンス 『ムーン・ビームス(Moon Beams)』

セロニアス・モンク『セロニアス・モンク』CDの画像セロニアス・モンク 『セロニアス・モンク(Thelonious Monk)』

JazzのCDは価格が安いので、もし趣味合う曲がありましたらご購入のうえ、他の曲もお楽しみ頂ければと思います。

オーディオセットを使って良い音で聴くことにより、更なるJazzの魅力が発見できるかもしれません。

ではまた。
# | 2005/06/19 00:15 | 楽器編成 | Comment (2) Trackback (0) |